相場なんか見てません

年収200万の俺が不動産オーナーになった経緯とこれから

山口家の食卓

山口家の食卓

「難しいことは考えず、気楽に生きていくんだよ」

俺の父の言葉だ。「んなワケあるかーー!!」と俺はシャウトした。雷鳴が轟き、大地は震撼した。

「現実を見なさい」母も静かに言った。時間だけが虚しく流れ、パンドラの箱に希望はなかった。

先日の朝、我が家の食卓の風景である。

山口家に何があったのか。

なんということはない。家族の将来の話をしていたのだ。

父は74歳。一昨年大病を患い、足に若干マヒが残っている。

母は72歳。持病の腰の痛みに悩まされ、片目の視力がほとんどなくなり手術が必要。

もしかしたら明日、父か母が倒れ、高額な医療費、介護費が必要になるかもしれない。

もしもそうなったらどうする?

住居の問題も考えないとね。貯蓄がどれくらいあるのか確認したい。俺が両親にそんな話をしていたのだ。

その中で父が冒頭の発言をした。

「難しいことは考えず、気楽に生きていくんだよ」

衝撃的だった。大事な話の最中に、父がそんなことを言うなんて。

将来確実に訪れる家族の危機に、現実逃避以外のなにものでもない。

他にも父からはこんな発言もあった。

「うちにお金はないからお前が頑張れ」

「いずれにしても国の政策が悪いよ」

なんということでしょう! 頼りにしていた父が、すっかり生けるシカバネに!?

何の生産性もない、思考と発言のオンパレード。

日本のどこにでもある一般的な家庭の風景。

なにも俺の父が特別ダメなわけじゃない。これが普通。当たり前の大衆の思考。

立派に働いて、立派に兄と俺を育ててくれた父。感謝はしているし、親孝行もする。

だけど、もう親に判断をゆだねてはいけないのだと確信した。

このままだと両親は老後破産するかもしれないし、医療費介護費を負担した俺も兄も、自分の老後の貯えを使い果たすかもしれない。

金銭面の話をしていて、両親の財政が危ういことも確認した。死亡フラグ成立。

それでも、何の対策を講じようとしない父。話題をそらすことしかしない父。

これが日本の大多数の一般市民の思考なのだ。かつて俺も同じだったからよくわかる。

母の優しさがポイズン。

母は母で、困ったことがある。

俺はいま宅建の合格を目指して勉強をしてるんだが、夜中まで勉強していると母がこう言う。

「疲れてるんだから早く寝なさい」

おいおい。俺を落としたいのかよ。

分からんでもないけどね。睡眠時間削って頑張ってる息子の体を心配する気持ち。

でも、やる気になって勉強してる俺にその言葉はどうなのよ?

宅建という資格のことも、必要な勉強量のことも母は知らない。無責任に寝ろと言って、俺の将来に損失を残していいのかと。

兄の死亡フラグ。

前に「投資をしないか?」と兄に勧めてみたことがある。その時の答えが……

「俺はいいよ」

いいよってどっちだよ。まあ、やらないって意味なんだけどな。

父と同じなのだろう。現実を見ていない。

兄は兄で、両親の老後の面倒を見ようと思っている。そういう話はしたことがある。

だが、これから両親にどれだけのお金がかかるのか、兄自身の老後にどれだけお金がかかるのかを知ろうとしない。

俺は以前、高齢者介護の会社に勤務していたことがある。介護が必要な老後に、どれだけお金がかかるか知っている。

両親の預金残高を、兄は知っているのだろうか?

コツコツ働いて、まじめに貯金してれば幸せになるという、父の世代の思考をそのまま受け継いでいるのが兄だ。

現実は違う。もうそんな時代じゃない。兄は兄で老後破産してしまう。

幸せは歩いてこない、だから捕獲に行くんだよ

ネットで老後破産にならない方法を検索すると、いくつか対策が見つかるけど、どれだけの人が実行できるだろうか?

  • 何歳までにいくら貯金しておけ(言われて出来たら苦労しない)
  • 確定拠出年金をやれ(貯金よりはいいね)
  • 定年までに住宅ローンを払い終える(貯金できない人はこれで住居を確保)
  • 保険の解約(無駄な保険はバンバン切っていい。俺もそうしてる)
  • 60歳以降も働き続けろ(定年で隠居なんて言ってられない時代だね)

で、俺ならどうするか?

俺が実行する両親の老後破産対策

  • 俺の投資はこのまま淡々とこなす。
  • 投資をしていない兄にも投資をしてもらう。
  • 二人の投資効果で両親をしっかり支え、二人もそれぞれ豊かな老後を送る。

シンプルにこれだけでいい。投資で成果は出てるし、勉強はこれからも続けるから、そこで悩む必要はない。

自分のやるべきことをシンプルにしておけば、そこに向けて行動を開始できる。

今夜、兄と話をしてみる。それが俺の行動。

山口家の希望フラグ。

老後破産カウントダウンの我が家だが、まったく問題ない。

なぜならば、その危機に俺が気付いたから。今からだって十二分に有効な対策がとれる。

こういうポジティブな考えができるのは、俺が自己投資して明るい未来が見えてるから。

投資をする前の俺は、父や兄とまったく同じ思考だった。

勉強することで世の中の流れが分かるし、みんなが見ぬふりをしている現実に気づくことができた。

そして、解決に向けて行動さえしてしまえば、あとは成果がついてくると身をもって体験している。

だから大丈夫。こんな、世間にゴロゴロしてる不幸なんかあっという間に消し去れる。

いやぁ~ 自己投資しててよかったなぁ。

山口家の未来は俺が守る。両親は難しいこと考えず、幸せに老後を過ごせばいい。

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