相場なんか見てません

年収200万の俺が不動産オーナーになった経緯とこれから

くるみゆべしから考察する累という傑作

くるみゆべしから考察する累という傑作

累(かさね)って知ってるかい? 昔、太陽系で粋に暴れ回ったって言うぜ。

まあ、すっかり有名になったマンガだけど、このブログの読者層には知らない人もいるかもしれない。

イブニング新人賞を受賞し、そのまま連載が決定。

連載当初から、新人とは思えぬ、ズバ抜けた画力、奇想天外なストーリー、計算された構成力を発揮。みるみるベストセラーに。

恐ろしいことにこの作者、松浦だるま。『累』の連載中に累の母の物語『誘(いざな)』を小説として書き上げ刊行している。

そして来年の9月に実写映画も公開される。松浦だるま、恐ろしい子ッ!

このコマ割りがすごい!

俺が累を一番評価しているのは、コマ割りなんだよね。

著作権に配慮して、具体的な画像を貼るのは控えるけど、ストーリーを絵と台詞だけでなくで、コマ割りも駆使して訴えかけてくる。

緊迫感やスピード感、見せるべき情景、表情を1ページや見開きの中で計算されたコマ割りで誘導している。

強烈なストーリーと、卓越した絵に目が行きがちだけど、それを裏で支えて増強しているのがコマ割り、画面構成。


累(1) (イブニングコミックス)

五十嵐幾と羽生田釿互

これ、俺の好きなキャラクター。

五十嵐さんは累の高校時代の先輩。累の真っ暗な青春時代に明りを灯してくれそうな存在だったが、相容れずお別れ。長いこと出番がなかったが、大人になって再登場。今連載中のイブニングでどえらい役回りを一身に担っている。

五十嵐と累が一緒に下校するシーンの美しさ。初見から数年経つが、今でも胸の中で鮮烈によみがえる風景だ。

そして我らが羽生田さん。

一般的には脇役扱いなのだろう。しかし、前日嘆『誘』から『累』まで登場しつづけ、物語の屋台骨の支え続ける人物。

彼が、くるみゆべしを食うシーンがあるんだよね!

「ぺりぺり」とくるみゆべしのパッケージを剥がして、「もぐもぐ」するその描写! リアル!

俺だけだよきっと、累という作品で、このシーンを持て囃すのは!

試しにGoogleで検索してみたよ「累 くるみゆべし」で!

俺のツイートが一番上だった! やっぱりね! 俺だけが累という作品の本当の価値を知っているんだ!!

あの日見たくるみゆべしの名前を僕達はまだ知らない。

このツイートの前後にも語ったんだけどさ。これだけは言っておきたい。

くるみゆべしは熊谷屋。

仙台の老舗、熊谷屋。

ここのくるみゆべしだけがくるみゆべしであり、それ以外のくるみゆべしはくるみゆべし以外のなにかとしか言えない。

弾力が違う、密度が違う、くるみの量がちがーーう!!!

俺は仙台に行く度にこの熊谷屋のくるみゆべしをおみやげに買う。俺だけじゃない、我が家の人間は仙台に行くと必ずこのくるみゆべしを買ってくる。仙台行きを告げると、「なんで?」とか「気をつけて」とかの前に「くるみゆべし買ってきて」と声がかかるのが我が家だ。言われんでも買うけどな。

つーか、俺の熊谷屋くるみゆべしツイートに触発されて、累の作者、松浦だるまさんも熊谷屋のくるみゆべしを注文していた。

本物は本物を知るんだよ。違いのわかる女、ゴールドブレンド。

話を戻そう。

累の1話と2話は、こちらのイブニングのサイトで試し読みできる。

正直、この1話、2話では累の良さは伝わりきらない。

高校時代の五十嵐幾との交流。

女優デビューしてからの羽生田さんのくるみゆべしシーン。

ここまで行くと、絶対に累は、手放せない愛読書となるだろう。

しょうけらという妖怪。

おまけに、俺がもらった松浦だるまさんのサイン本を紹介。

本編とまったく関係ない妖怪が、卓越したタッチで描かれている。

筆の入り抜きの強弱で、背骨の力強さ、繊細な表情や手足を表現。

本編の画風とまったく違うタッチも可能とする松浦さんの確かな技能。

興味があればご一読いただきたい。

質問や感想、雑談など待ってます

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