相場なんか見てません

年収200万の俺が不動産オーナーになった経緯とこれから

趣味がこじれて出版に挑み、閉塞した出版界に風を起こす男の伝説(進行形)。

趣味がこじれて出版に挑み、閉塞した出版界に風を起こす男の伝説(進行形)。

東洋経済オンラインに異例の記事が掲載された。

「非会社員の知られざる稼ぎ方」というテーマのコラムに掲載された、元キックボクサーのインタビュー記事。

画像クリックで該当記事へ

変なマンガを収集していた男が、自分のコレクションを紹介するうちに自費出版に至り、さらに出版社をも巻き込んだムーブメントを起こしている。

始まりは個人のブログから。

俺がその男を知ったのは2010年前後だったと思う。Twitterに流れてきたマンガの1コマ。

どこに需要があるのか分からないマイナーな劇画マンガを熱心に紹介していたその男のペンネーム、劇画狼。

世の中には変なマンガがあるんだなぁと、劇画狼のブログ「なめくじ長屋奇考録」(ひどすぎるのでリンクはしません)を覗いてみると、ひどすぎて笑えるマイナーマンガの宝庫。ラピュタは本当にあったんだ!

例えば『ゴリラとの結婚』というマイナーマンガ。「優秀な人種ゴリラとの結婚生活で幸せをつかみ強く生きる女性の怪奇ドラマ!」というコピーの奇想天外作品。ひどすぎるので画像は添付できないが、内容は素晴らしいヒューマンドラマだった。

ここまではあくまで個人の趣味のレベル(凄まじい執念を感じてはいたが)。

同人誌ではなく自費出版。

劇画狼の好きなマンガは、いわゆるマイナー作品。雑誌に掲載されても単行本化されず、いつか人々に忘れ去られるようなマンガ達だった。

そうはさせまいと。消え去る名作を世に残そうと。作者の収入にもなるようにしようと。そう考えて辿り着いたのが自費出版。

出版社が単行本を出さないなら自分が出す!

個人レーベル「おおかみ書房」を立ち上げ、作者とコンタクト。掲載雑誌の出版社に単行本化の交渉。散逸していた原稿をかき集め、手作業で編集。商業誌に負けるものかと、自費レベルではない装丁を施し刊行。

準備段階から精力的に宣伝をして話題を作り、採算ラインの印刷部数を見事に売り切った。

実績が協力者を生む。

そんな自費出版を二冊、三冊と続けるが、劇画狼の目的は自費出版そのものではない。

好きな作品が人々に忘れられないように。

好きな作者が作品を描き続けられるように。

好きな自分がより楽しめるように。

好きな人がより増えますように。

もっと世に広めるため、大手の出版社を巻き込んだ。

リイド社が運営する無料マンガサイト リイドカフェ

そこに劇画狼主催のコーナーを設置してしまった。

画像クリックでエクストリームマンガ学園に飛びます。

個人ブログでは好きなマンガの1コマは紹介できても、全編を載せることはできない。

自費出版では作製も宣伝も販売も限界がある。

ならば出版社にやってもらえばいい。そのきっかけとして無料マンガで間口を広めよう。

人気が出れば出版社も単行本化してくれる。

これまでの個人活動が認められたのだろう。その思いにリイド社が動いてくれた。

珠玉のラインナップ。

エクストリームマンガ学園は厳選されたマイナーマンガの作品集。

マイナーなだけあり読む人を選ぶ作品が多いが、劇画狼の軽妙な紹介文を読めば、その作品の見どころ、存在意義がよくわかる。

その中から、俺も好きで万人向けな作品をピックアップ。

金剛寺さんは面倒臭い ~天の巻~

この作品は、月刊サンデーに掲載されたメジャー作品。面白いと思った劇画狼が無理やりエクストリーム漫画学園に載せた。

小学館をも動かす剛腕、劇画狼。

この金剛寺さんは読み切り版だが、現在月刊サンデーに連載作品として掲載中。劇画狼の作品を見る目はマイナーだけではない。

この他にも、俺が既存の単行本を買いあさってしまったオガツカヅオ氏のホラーマンガ。前述のゴリラとの結婚やら、奇才の作品が目白押し。

人の思いに人が動いて経済になる。

東洋経済オンラインという経済媒体が取り上げたムーブメント。

ただ趣味が高じてビジネスになったという話ではない。

劇画狼にはビジネスという意識はない。ただ好きなものを皆に知ってもらいたい、好きなものを無くしたくない。それだけの目的で活動している。

ただし、活動するにはやはり金銭が必要なのだ。そこに関わる人の生活があるから。

人の思いから流通が生まれ、それが自然と経済活動になっていく。

理想論ではあるが、それを体現している男がいる。

金剛寺さんは面倒臭い風に言うと「だがこれは!本編とは大きく関わりのない物語であるッ!」のだが、人の心も同じなのだろう。

本編とは大きく関わりのない物語にこそ、心動かされるのだ。

質問や感想、雑談など待ってます

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