相場なんか見てません

年収200万の俺が不動産オーナーになった経緯とこれから

100年前の超定期預金発見! 凄い! 100年間の金融効果を見ろ!

100年前の超定期預金発見! 凄い! 100年間の金融効果を見ろ!

2015年、驚くべき金融ニュースがあった。

100年前に発行された、預金期間100年の定期預金の証書が発見されたのだ。

100年の定期預金なんてあり得ないと思われるだろうが、特殊な事情があった。

驚異の100年複利効果!

1915年(大正4年)、大正天皇の即位があり、その記念に募集されたお祭り的な定期預金。

100年間だから、預けた当人は生きていまい。子孫に財産を残そうという夢の企画だったはず。

金利も、今では考えられない破格の条件。年利6%の複利!? まさに祭り!!!

それがどれくらい凄いのか? おなじみの複利計算グラフに当てはめてみましょう……

10万円を100年、6%の複利で預けると……

あっ あっ アッーーーー! 3,393万円?

ご先祖様が預けた10万円が、100年漬け込むと339倍ですってよ!!

もしも100万円預けてたら、3億じゃないですかーー!

ありがとうおじいちゃん! 或いはひぃおじいちゃん! 若しくはひぃひぃおじいちゃん!

339倍界王拳が通用しない敵。

冒頭で紹介した元記事がこちら

旧新潟貯蓄銀の100年定期、満期到来 でも…「すずめの涙」

すずめの涙? どうして?

実際の100年定期預金の証書がこれ。 俺のつたない読解力で読み下してみるよ。
 御大礼(天皇即位)記念 貯金証書

金一円也

 満期日 大正104年11月20日
右金額本日より100年間
お預かり申し候 ついては満期日に至り
元利金339円30銭
本証書引き換えにお支払いの申し候証書
よって件の如し
 大正4年11月20日

  株式会社新潟貯蓄銀行 取締役 ??

読めないところや間違ってるところもあるだろうが、おおむね理解できる。

「1円を100年預けたら、339円30銭にしてお返ししますよ」という意味だ。

やったぜ339倍! この証書を銀行に持っていけば、339円貰えるのだ!

え…… 339円?

100年預けても、牛丼並が食べられない? ちょ、待ってくれ、何が起きた。

おそるべし! 貨幣価値の下落。

100年前の貨幣価値を調べてみよう。

昔と今の円の価値を簡単に調べられるいいサイトがあった。

画像クリックでやるぞう.net 消費者物価計算機 へ

100年前の1円は、今の3,465円分の価値があった。

換算したい金額を339円と入力してみると、100年前には1,174,795円の価値があったと出てくる。

100年複利で額面が339倍になっても、貨幣価値は3千分の1に下落してるので大損デシタ……

『コインの散歩道』というサイトの 明治~平成 値段史を見ると貨幣価値の変化がよく分かる。

100年前の1915年の平均年収が333円。大卒初任給が35円。大工の日給が1円10銭。

これを見ると、100年定期の企画意図が想像できる。

1日分くらいの稼ぎを、このおめでたい日にポーンと預けてみませんか?

まだ見ぬ100年後の子孫に、ドーンと年収に匹敵する贈り物が残せますよ。

大日本帝国の100年後が楽しみですなぁ! わっはっは(第一次大戦の好景気で浮かれてた)

ご先祖様の日給が、100年後の時給以下になっちゃいましたけどね!

貯金してたら貧乏になる!

100年で3千分の1になった貨幣価値。最も大きい要因は、戦後復興期の強烈な物価の上昇。

コインの散歩道に記載の、消費者物価指数をグラフにしてみた。

1935年を1とした場合の、都市部消費者物価指数

物価の上昇と貨幣価値の下落はほぼイコール。

2000年辺りから物価は横ばい。今後は大丈夫なのか? と言うとそうでもない。

8%から10%に、消費税が2%増税される。

毎年100万円以上は消費税かかる物を買ってるんじゃないの?

100万円の2%なら2万円。それが10年続けば20万円。

今までと同じ生活を維持するのに、10年で20万円余分に払わないといけない。

これって貨幣価値が下落してるの変わらないよね。

上の消費者物価指数の推移と、日本の平均年収の推移を見比べてみよう。

全体的に、ほぼ同じ曲線で物価と所得は変化してる。

消費税は1989年に3%でスタート。1997年に5%、2014年に8%になった。

グラフ見てると、物価と所得が横ばいになった時期と一致する。

消費税が原因とは言わない。原因は大型間接税を導入しないと日本の国庫が維持できなくなったことにある。

つまり経済成長の頭打ちが原因。過剰なインフレが止まったのはいいけど、デフレも健全とは言えない。

経済規模が拡大してこそ生活は豊かになるのに、ここ20年の日本は、物価は変わらず、所得だけが減っている。

消費者の視点から見ると、給料は下がったけど、物の価値は変わらない、そして消費税の負担は増えていく。

単純に言うと貧しくなってる。

さて、貯金の話だ。

100年貯金してたら、戦後の高度成長期で価値が3千分の1になった。どんなに複利が利こうと焼け石に水。

ここ20年で貯金してたら、消費税が10%になろうとしている。現金の価値が10%目減りしたのと同じ。

画像クリックで引用元の『カメの歩み』へ

20年前の1998年の定期預金(1年)金利は0.363% 消費税に全然太刀打ちできない。

貯金だけしてりゃ幸せになれたのは、年々所得と物価が高騰してた戦後高度成長期の話。

今の時代、これからの時代、貯金だけしてたら絶対に貧乏になる。100%敗北。確定。

じゃあどうしたらいいんだよ!?

あはは。何度も言わせないでくださいよ~

投資をね。しなさいよ。増やす努力をしなさいよ。

「投資なんて、損するかもしれないじゃないか!」

貯金だけのほうが絶対確実な損。大損だよ。

貯金なんてしてないで、いま全部使っちゃった方が幸せなんじゃない? 老後は生活保護でさ。なんとかなるよきっと。

俺は投資するけどね。100%の負け戦より、10%リスク取って90%勝てる方を選ぶよ。何があっても後悔しない。

贅沢せずに頑張って貯金して、絶対確実な損を目指すなんてバカみたいだよ。

幸せになりたいなら貯金するな!

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